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【う蝕予防】フッ素塗布について

塗布する場所
歯の表面はエナメル質という部分で、あまり知られていないかもしれませんが人間の体の中で一番硬いところです。そのエナメル質は、ほとんどがハイドロキシアパタイトというものでできています。

効果
フッ素を歯の表面に塗ると、歯のエナメル質に取り込まれてむし歯に強いフルオロアパタイトに変化すると言われているため、むし歯にかかりにくくなる働きがあります。
※フッ素塗布で使用するフッ素の量はわずかですので、体への害は心配ありません。また、歯が黒くなることもありません。

塗布する時期
フッ素を多く取り込む時期は、歯が生えかけの時と言われます。永久歯が生え揃っていない子供さん(約3歳~15歳)には定期的にフッ素を塗布されることをおすすめします。

フッ素塗布後の注意
①塗布後30分は、飲食やうがいはしないで下さい
→歯の表面にフッ素を十分に作用させるため。口に残ったフッ素は飲み込んでも心配要りません。

②定期的にフッ素塗布を続けて下さい
→フッ素塗布は定期的に続けると、むし歯予防により効果があります。

③フッ素塗布だけではむし歯を完全に予防することはできません
→フッ素を塗布したことで安心して、歯磨きを怠らないようにしましょう。