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梅雨と歯痛

今年の近畿は、観測史上最も早い梅雨入りだったそうですね。

梅雨は雨が多いため気圧が変化しやすい季節です。

気圧の変化と聞くと、飛行機の離陸時に耳がキーンとなったり、標高の高い山に登った時に、お菓子の袋がパンパンに膨らむなどを思い浮かべるかと思いますが、歯の中でも同じようなことが起こります。

「気圧性歯痛」といい、気圧の低下により通常では痛みが出ていない虫歯がひどく痛むことがあります。

原因としては、歯髄炎(歯の神経の炎症)、歯周疾患、鼻の両サイドにある上顎洞炎(副鼻腔炎)があげられます。

この痛みは健康な歯や適切に処置された歯ではほとんど起こりませんが、虫歯や治療途中の歯がある場合に起こりやすいそうです。

予防策としては、毎日の適切なブラッシングによる口腔ケア、定期的なメンテナンス、虫歯や歯周病の早期発見・治療です。

6月4日~6月10日は歯と口の健康週間です。

少しでもお口に違和感を感じる方は是非一度ご来院ください(*^_^*)